ハイエースバンとハイエースワゴンはどちらが高く売れるのか?
ハイエースバンとハイエースワゴンの違い
現行でのハイエースバンとハイエースワゴンの違いはかなり複雑で、この「バン」と「ワゴン」の2種類で分けられるものではありません。
バンの中には標準ボディがあったり、ワゴンには標準ボディが無かったり。
1番人気の「スーパーGL」は標準ボディもワイドボディ2種類の選択が可能。
ハイエースワゴンになると標準ボディの設定は無く、全てワイドボディとなります。
更に言えばコミューターという乗車定員が14人の特別なグレードもありますが、基本的に商業利用などが多いです。
ちなみに免許はもちろん大型免許が必要となります。
この辺りは200系ハイエースでの話ですが、100系などの場合はまた変わってきます。
とりあえず今回のテーマは「バンとワゴンのどちらが高く売れるのか?」
という話なので、結論としては「バン」の方が高く売れます。
古くてもバンかワゴンかで大きく査定額が変わってくる
ハイエースバンの方が比較的高く売れる傾向があるのですが、これは古いハイエースはもちろん、現行ハイエースでも同様と言えます。
ただ、古い100系ハイエースなどの方がその価格差は大きくなります。
そもそも古い100系などのハイエースが今でも値段がつく理由は
「海外需要」
これが最も大きな理由です。
発展途上国などの場合はとにかく安くて長く乗れる、頑丈な車が求められます。
その中でバンとワゴンでは少々足回りに違いがあったりするので、バンの方が頑丈な作りなのです。
機能的には大きな違いがある訳ではないので、そうなるとできるだけ長く乗れる可能性が高いハイエースバンが海外では好まれるというわけです。
実際に20万km走ってるようなハイエースでも、バンかワゴンかだけで買い取り価格が20万近く変わってくる場合もありえます。
今でもワゴンよりバンを選択してハイエースを買うべきか?
現行での話になると、正直そこまで買取価格を気にしてバンかワゴンを選ぶ必要はなさそうです。
もちろんバンの方が標準タイプのスーパーGLなど、単純に人気のあるグレードという点でリセールは期待できますが、海外での需要という話だと今の所は100系での話と思ってください。
ですので、これからハイエースを購入しようと思ってる方は、単純に使用する用途を第一に考えて選択していただいても、後々大損するという事は考えにくいです。
そして現在100系などの古いハイエースを所有してるのであれば、思った以上に査定額は良い値段が付く可能性もあるので、是非気軽に1度査定してみてください。
査定する上でオススメはディーラーではなく、ハイエースの買い取りに強い専門店などを選ぶとベストです。
例えばカーネクストなどは、古いハイエースの査定が得意なので、試してみるのはありです。