マイナーチェンジをすると査定価格が下がる!?ハイエースのマイナーチェンジが査定価格に与える影響とは
目次
マイナーチェンジが査定価格に与える影響について
今日は車を売るときの査定価格について、査定価格の下がる大きなポイントの1つ「マイナーチェンジ」についてお話したいと思います。
中古車の査定価格の下がり方
中古車の査定価格は新車価格から経年劣化と共に一定のパーセンテージで下がっていく訳ではありません。
緩やかに下がる時期と、いきなりストンと大きく査定価格が下がる時期が混在して下がっていきます。
この下がり方はハイエースでも同じで、中古車としての価値、相場が下がりづらいと言われているハイエースもそれなりの下がり方をしていきます。
今日はそのストンと下がるポイントの一つ「マイナーチェンジ」について詳しく書きたいと思いますので、ぜひあなたのハイエースを売る時の参考にしてもらえればと思います。
実はこんなにマイナーチェンジしていたハイエース
まずハイエースのマイナーチェンジについてですが、実は現行型の200系ハイエースは、すでに4回も大きなマイナージェンジをしており、小改良まで含めると10回も仕様の変更、追加をしている車です(2018年5月現在)。
最近では2017年12月に大きなマイナーチェンジを行い、トヨタの予防安全装備「セーフティセンスP」を標準搭載したり、ディーゼルエンジンがランドクルーザープラドに搭載される「1GD-FTV」と「6速オートマチック」を搭載し、約30馬力出力をアップさせると共に燃費を良くするという、かなり大きな改良を行いました。
マイナーチェンジが中古相場に与える影響
2017年12月の4→5型へのマイナーチェンジのような大きな変更がある場合は、やはり中古相場にも大きく影響が出てきます。
例をあげると、仮に新車が300万円だとして、1年落ちで5000kmの中古車が250万円だったとします。
この2つの車が同じ型のハイエースであれば、ユーザーは「同じ型だしどうせすぐ5000kmなんか走っちゃうし、買うなら安いほうを買おう!」となり、普通に中古車のほうも売れていきます。
しかしそこに今回のような大きなマイナーチェンジが入ると、「新型は安全装備が付いて、エンジンも新しくなって、燃費もよくなるのか・・・どうせ車を買うならあと50万円出して新型を買おう!」となってしまう訳です。
マイナーチェンジが入る事で今まで売れていた中古車がいきなり売れなくなってしまいます。
そして当然中古車屋さんは250万円で売れなければ、そこから値段を下げるしかありません。
この例の場合だと、あと20~30万円程度は下げないと中古車のほうは売れないでしょう。
中古車の価格が20~30万円下がるという事は、中古車の買取り価格、査定価格も当然20~30万円下がるという事になります。
このようにマイナーチェンジの与える影響は、その内容にもよりますが少なくても10~20万円程度は最低でも変わると言って良いでしょう。
実例:1型と2型のマイナーチェンジ前と後の査定価格の差
マイナーチェンジによるエンジンの大きな変更は今回に限った事ではありません。
平成16年にデビューした200系初期の1型と呼ばれるハイエースは、3年後の平成19年8月にマイナーチェンジを行い、2型に移行すると共にディーゼルエンジンを大幅変更しました。
この1型→2型へのマイナーチェンジも、もちろん中古車の査定価格に影響がでており、その影響は10年経った現在でも残っております。
例をあげると、ちょうど平成19年式の中古車のハイエースには、1型と2型が混在しておりますが、同じ平成19年式で、走行距離も同じ10~20万kmのレンジの平均の買取査定価格を算出すると、マイナーチェンジ前の1型のハイエースの平均価格は54.3万円なのに対し、マイナーチェンジ後の2型のハイエースは68.1万円という結果になっております。
まとめ
上記からもわかるように、マイナーチェンジが入る事で自分のハイエースの価値が最低でもいきなり20~30万円は下がり、尚且つ10年経ってもそれが尾を引くかたちになってしまいます。
ハイエースに限らず車を売却する際には、迷っている間にメーカーからマイナーチェンジが発表されないうちに早く売却したほうが良いと言えます。
あなたのハイエースを適正な価格で適切に買取りしてもらう為に
先にも書きましたように、マイナーチェンジが与える査定価格へのマイナス影響は出来る限り避けたいものです。
しかし、新車ディーラーの営業マンはまだ発表になっていないマイナーチェンジの情報や、発売中の車の小改良のスケジュールなどを把握している為、それを理由に(社外秘情報の場合はユーザーにはそれを言わない)
中古車の買取、下取り価格を思うようにつけてくれない事があります。
そんな時は、中古車の買取専門店での売却を強くオススメします。
中古車の買取専門店では中古車を買い取る事がメインの仕事で、新車を販売しているところはほぼ皆無です。
新車の販売を行わないという事は、新型車の発表やマイナーチェンジの情報などにそこまで詳しくなく、それが要因で余計なマイナス査定をされることはほとんどありません。
また、仮にマイナーチェンジの情報が出ていたとしても、中古車買取専門店の、買い取りをしてから転売するまでのサイクルは平均14日以内と極端に早く、多少ネットに情報が出ている位ではマイナス査定の対象にはしません。安心して高い値段で車を売る事が出来ます。
そこで、ここからは中古のハイエースを適正な価格で買取りしてくれる買取専門店をいつくかご紹介いたします。
買取専門店での査定を行う場合は、1社だけの査定では無く最低でも3社程度は査定をしてもらい、より高いところで売却しましょう。
ハイエースを適正な買取で買取してくれる買取専門店
ガリバー
業界最大手の中古車買取専門店「ガリバー」
ガリバーは2001年から15年間、買取台数日本一の実績がある、中古車買取のスペシャリストです。
ガリバーへの査定依頼は、査定のやり取りがスムーズで、店舗に行かなくても良いWEB予約からの出張査定を依頼したほうが良く、買取価格も高い傾向があります。
下記のリンクより簡単に出張査定を依頼できるので、是非試してみてください。
カーセブン
オリコンの顧客満足度ランキングで2位を獲得した事もある、中古車買取の専門店のカーセブン。
カーセブン本部が運営している店舗と、フランチャイズで加盟している買取専門店があり、買取価格については各店舗により多少バラつきがあるようにも感じます。
近所にカーセブンの店舗があれば、一度訪問してみるもの良いでしょう。
別々の買取店に都度査定してもらうのが面倒な方はこちら
ガリバー、カーセブン以外にもたくさんの中古車買取りの専門業者が存在しますが、それぞれの店舗に足を運ぶのも大変ですよね!
そんな時は、中古車の一括査定サイトにて複数の会社にまとめて査定をしてもらうのも手です。
一括査定のサイトからハイエースの査定依頼をする事で、一社一社のお店に行かなくても、自宅にまとめて複数社の買取専門店が無料で出張査定に来てくれます。
下記にオススメの中古車一括査定のサイトを数社ご紹介しましたので、そちらも是非試してみてください。
楽天の中古車買取査定市場
楽天の運営する「中古車買取査定市場」の特徴は、なんといってもポイント還元です。
査定申込みだけで5ポイント、成約で更に1500ポイントもらえる無料査定のサイトになっています。
加盟店舗もガリバー、ビッグモーターなどの大手を中心に、安心できる買取専門店に出張査定の依頼が出きるので安心です。
ユーカーパック
ローラの広告でおなじみの「ユーカーパック」。最近様々なメディアに注目されている中古車買取りのサービスです。
ユーカーパックの査定サービスの特徴は、様々な買取専門店に個人情報が流れない仕組みになっているので安心です。
ユーカーパックと提携しているガソリンスタンドで査定してい、その査定情報を基に買取をしてもらうサービスです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?マイナーチェンジがハイエースの査定価格にどの程度の影響を与えるかお分かりいただけましたでしょうか?
こちらのブログには、ハイエースを高く売る方法を多数紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください!
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