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ディーラー系買取店「T-UP」でハイエースを売るメリットとデメリット


「T-UP」でハイエースを売るメリットとデメリット

 

はじめに

これから車を売却する予定の方はどこに自分の車を売るか悩みますよね?

乗り換えに伴う売却なら次に車を購入するディーラーに下取りをしてもらえばよいのですが、売却だけとなるとどこに買い取ってもらえば良いか悩んでしまう方も多いと思います。

 

ましてやハイエースのような特殊な車両では、「査定時に嫌がられるのでは?」「キズやヨゴレに対して文句つけられるのでは?」と二の足を踏んでしまいますよね?

 

仕事で使用している人も多いハイエース。普通の車と比べ、キズは多くなってしまう。

 

そんなユーザーの為にか、ここ最近ではトヨタや日産などのディーラーでも「買取専門店」として新しくブランドを立ち上げており、売却目的だけのユーザーの車を買取りしております。

今回は、そんなディーラー系買取店の中でも、トヨタの買取専門店

 

「T-UP(ティーアップ)」

 

で車を買い取ってもらう場合のメリットとデメリットについてお話したいと思います。

 

ディーラー系の買取専門店「T-UP」とは?

平成12年に営業開始したトヨタディーラーが運営する中古車買取りの専門店「T-UP」

以前よりトヨタでは新車の販売だけでなく中古車販売にも力をいれており、そこでの在庫補充の為に「買取り」だけの新たなチャンネルを立ち上げ、「T-UP」というブランドで営業を開始しました。

 

2018年現在では日本全国3600の店舗数とWEBサイトなどに記載されていますが、実際にはその大半が新車ディーラーの店舗であり、「ガリバー」や「ビッグモーター」のような

「中古車の買取りだけをおこなっている専門店」という形態の店舗ではありません。

 

「新車のディーラーに併設している買取り部門のT-UP」というイメージのほうがしっくりくるでしょう。

 

T-UP単体で独立しているお店は少なく、大半がディーラーのショールームと併設している

 

「T-UP」で車を売却するメリットとは?

一般的にT-UPで車を売却するメリットは、トヨタブランドの安心感と明朗会計にあると思います。

 

 

・安心感

T-UPで売却する事で、売却した車の代金の支払いはもちろん、T-UPでは買取りした車は100%トヨタの自社の名義に名義変更をしてくれるので、売却後に名義変更の心配をする必要はありません。

 

 

・明朗会計

T-UPでは買取り金額のほかに、大半の車がすでに預託されている「リサイクル預託金」という金額を、別で支払ってくれます。

この「リサイクル預託金」はハイエースだと1万円程度の金額で、一般的な買取り店の買取り価格はこのリサイクル預託金が含まれている状態で買取り金額を支払われますが、「T-UP」ではそこをしっかり分けて、別で支払いをしてくれるので少し得した気分になります。

 

明朗会計に加え、売却した車の支払いや名義変更手続きなどの安心感も絵ディーラーにはある

 

「T-UP」で車を売却するデメリットは?

ここからはデメリットですが、「T-UP」での車を売る際のデメリットの中でも特にハイエースを売る際のデメリットをあげると、かなりの項目が出てきてしまいます。

そんな代表的なデメリットを下記にまとめましたのでご確認ください。

 

 

・買取り価格が安い

やはりディーラー系列の買取店。査定価格はディーラーでの下取り基準と同じなので、どうしても買取専門店のような高額査定は期待できません。

 

・中古車販売部門の商品にならないと極端に安い

1番目の買取り価格が安いに少し似ておりますが、先にも書いたとおり「T-UP」設立の目的はトヨタの中古車販売部門の商品車補充の為です。

仕事で使ってキズがあるハイエースや、10万km以上走行してしまった過走行車のハイエースのような、トヨタの中古車販売部門の商品にならない車は、本来彼らが欲しい車では無いので、査定金額は更に安くなってしまいます。

 

トヨタの中古車販売部門には、高年式、低走行の車が多く並ぶ

・価格交渉に応じてくれない

担当してくれる営業マンにもよりますが、一般的な買取専門店と違いそこまで価格交渉には応じてくれない傾向があります。

 

良きも悪きも査定価格に対して「駆け引き」が無いので、普通なら「あと3万だけ買取り価格アップしてくれたら今日売るよ」

という交渉に対して、「わかりました!では3万アップで買取ります!」となりますが、「T-UP」では「査定基準価格がこの値段なので、ここからは上がりません」となってしまう訳です。

 

 

・海外の相場に詳しくない

中古車のハイエースは国外に多数輸出されている為、日本国内の中古車相場だけではなく、海外の相場もあわせて確認し、買取り価格を算出するのが一般的です。

 

海外の様々な国へ輸出されている中古のハイエース

 

しかし、新車ディーラーに併設されている買取り部門の「T-UP」では、国内のお客様に新車を販売するのがメインの仕事なので、海外のハイエースの中古車相場にアンテナを張っている営業マンはほとんど居ないでしょう。

海外相場を加味していない査定価格となると、ハイエースのような特殊な車両はどうしても価格が安くなってしまいます。

 

「T-UP」の査定額では満足できない方におススメの買取り専門店

「信頼感」「安心感」というトヨタブランドのメリットと「査定価格」という売却時に一番重要な金銭的な部分のデメリット。

査定価格の差が1~2万円程度なら安心感を取るユーザーも多いと思いますが、ハイエースの場合はその査定価格が30~50万円変わることが多々あります。

さすがに50万円も買取り価格が変わるとなると、いろいろ考えてしまいますよね?

 

そんな時は、まずは一度大手の買取り店にて、買取り価格の査定をしてもらう事をおススメします。

これからあげる下記の会社も、大手で老舗の中古車買取専門店なので、支払い、名義変更などに対して不安はありません。

安心感だけで50万円損をしない為に、まずは数社査定をする事をおススメします。

 

 

・ガリバー

中古車買取専門店と言えば、真っ先に名前があがるのが「ガリバー」です。

ガリバーは2001年から15年間、買取台数日本一の中古車買取専門店で、

一般的なディーラーの査定金額よりも買取査定価格が高い買取専門店です。

 

ガリバーへの査定依頼は、WEBからの事前予約が簡単に行えますので、是非下記のリンクから試してみてください。


 

・ビッグモーター

ここ最近で中古車買取事業を拡大してきた「ビッグモーター」

店舗数もどんどん拡大しており、2016年9月~2017年8月の中古車買取台数は、ガリバーを抜き日本一の買取実績を出しております。

 

 

 

・カーセンサーネット

「自分の車をどこに査定にだしたら良いかわからない・・・」

 

という方は、複数の中古車買取専門店にまとめて査定の依頼が可能な「中古車査定の一括見積りサイト」を使うのがオススメです。

中古車査定の一括見積サイトも複数ありますが、その中でもリクルートが運営している「カーセンサーネット」の一括査定サイトであれば、

無料で複数の買取専門店から査定価格の見積もりが届きます。

 

下のリンクをクリックして、車の簡単な情報を入力するだけで、すぐにおおよその査定価格がメールで届きます。


まとめ

ディーラー系買取専門店「T-UP」で売るメリット、デメリットについてお分かりいただけましたでしょうか?

このサイトでは、ハイエースをより高く、より賢く売る為の情報を色々紹介しております。

是非他の記事もご参照ください。

 

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