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輸出専門業者

中古車のハイエースは輸出専門の業者に売るのが一番高く売れるのか!?


ハイエースなどを輸出している中古車輸出専門業者

こんにちは、コイサンです。

本日は、10~20万km以上走行したような過走車のハイエースや、キズ多数、故障している状態、事故現状のハイエースなど、

日本国内の中古車市場では売れないような、輸出向けの中古車を専門に取り扱いしている「中古車の輸出専門業者」を数社ご紹介したいと思います。

 

「中古車輸出の専門業者」になりますので、当然ならが輸出向けの中古車については高額買取りを期待される方も多いと思いますが、

実際はどうなのかについても書いていきますので、是非最後までお読みいただければと思います。

 

SBT(エスビーティー)

まず、1社目は「株式会社エスビーティー(SBT Co., Ltd.)」です。

1993年設立のSBTは創業20年以上の老舗の中古車輸出専門会社で、日本国内に8ヵ所の拠点と、海外に32ヵ所の拠点をもっております。

SBTの輸出先の国数はなんと世界120ヵ各国以上にもなり、輸出先の主な国は東南アジアやアフリカ諸国が多く、過走行車や事故車などの輸出向けの車両を得意とする会社です。

 

車の買取については個人からの買取りよりも、日本国内の業者専用オークションや、日本国内の買取専門店や中古車販売会社などの下取車を中心に仕入れをおこなっているようです。

 

ビィ・フォアード

続いて2社目は、「株式会社ビィ・フォアード (英語表記:BE FORWARD CO.,LTD.」です。

アフリカへの中古車輸出において、絶対的な地位を確立しているビィフォアードは、国内の様々なメディアに取り上げられております。

ビィフォアードの強みは、単純に中古車を輸出するだけでなく、現地での整備・登録・輸送などもワンストップですべて請け負っている点です。

 

また、専用のWEBサイトについては30の言語を表示できるようにしてあり、その閲覧(PV)数は脅威の6000万PVとなっております。

トヨタ自動車のWEBサイトの閲覧(PV)数の想定が5000万PVですので、中古車輸出企業が単体でそれ以上の人に見られているという事は本当にすごい事です。

 

トヨタのサイトを凌ぐ脅威の6000万PVのサイト

 

ただ、ビィフォアードの中古車の仕入れに関しては、そのほとんどが業者専用のオークションや、取引のある買取業者からの仕入れのようで、ガリバーやビッグモーターのように店舗を構えての、一般のユーザーからの買取りはおこなっていないようです。

 

アガスタ

三社目は「株式会社アガスタ(AGASTA CO., LTD.)」です。

アガスタは、東証二部上場企業の「カーチスホールディングス」のグループ会社で、こちらもSBTやビィフォアード同様に、低価格帯の日本の中古車をアフリカやアジア諸国へ輸出している会社です。

 

アガスタの特徴は、日本国内で中古車を販売する会社「カーチス」や、日本国内の一般ユーザー向けの中古車買取比較サイト「ズバット車買取比較」を運営する「ウェブクルー」と同じグループ会社という点です。

 

アガスタのグループ会社が運営する「ズバット車買取比較」


グループ会社の業務で発生した下取車や買取車を、同じグループ内のアガスタがそのまま輸出する事が出来るので、他の買取業者や、業者専用のオークションから仕入れるよりも安く車を仕入れる事が出来る点がアガスタの特徴となります。

尚、上記「ズバット車買取比較」をクリックいただくと、おおよその買取金額がわかるようになっております。

 

平和オート

最後は平和オートです。

1966年創業の「平和オート」は、先に紹介した上記3社と違い、輸出先国の約60%がニュージーランドとなります。

実はニュージーランドは、日本の中古車の輸出先(仕向け国)として常に5位以内にランクインしており、2018年3,4月では、全世界の中で日本の中古車が一番輸出された国でもあります。

 

輸出にあたり多少の規制(排ガス規制など)が設定されておりますが、10~12年落ち程度の中古車であれば輸出の適合基準を満たしておりますので、ニュージーランドにも10~20万km程度走行した200系のハイエースが多数輸出されております。

 

平和オートホームページ(http://www.heiwa-auto.co.jp/)より抜粋

平和オートに関しては、輸出用の中古車の仕入れのほとんどは業者専用のオークションにて行っており、一般のユーザーからの買取りはおこなっていないようです。

 

輸出専門業者は一般のユーザーから直接買取をしていない!?

ここまでお読みいただき、お解りいただけたかと思いますが、中古車の輸出専門の大手企業は、一般のユーザーから直接買取りをしているケースが少ないのがわかります。

上記で上げた4社のうち、唯一「アガスタ」のみ自社のグループ内で中古車買取りの専門サイトを運営していたり、中古車販売をしているので、そこで買取車・下取車が発生したりと、間接的にユーザーが乗っていた車を買取りしております。

 

それ以外の3社については、その仕入れのほとんどが業者オークションや、取引のある業者からの仕入れというのが判ると思います。

 

業者専用のオークション会場。一般のユーザーは立ち入り出来ない。

上記の会社以外にも複数の会社を調べましたが、会社の大小関わらず、中古車輸出専門の業者の中古車の仕入れは、業者オークションからの仕入れと、付き合いのある同業者からの仕入れがメインとみて良いでしょう。

 

輸出向けのハイエースはどこに売れば良いのか?

中古車の仕入れのほとんどをユーザーから直接買取りを行わず、業者専門のオークションや、付き合いのある業者から仕入れている中古車輸出の専門業者へは、下記のような構図で車が流れていきます。

 

では、輸出向けの古いハイエースや過走行のハイエース、キズや故障の多いハイエースはどこに売れば良いか?

どこが高く買取りしてくれるかですが、こちらは結論、図の2番にある「下取り・買取り」をおこなっているところに頑張ってもらうしかありません。

 

 

基本的には、ディーラーや中古車販売店の下取り価格よりも、ガリバーなどのような買取り専門店のほうが買取金額は高いので、最終的には「業者オークションに強い買取り専門店」に売るのが一番高く売れると想定できます。

 

業者オークションに強い中古車の買取専門店

ガリバー

中古車の買取専門店と言えば、真っ先に名前があがるのが「ガリバー」です。

ガリバーは、2018年9月に日本の大手中古車買取り専門業者を対象とした「中古自動車買取台数 No.1 調査」にて、

ユーザーからの買取り台数1位を獲得している企業です。

 

下記リンクから、WEB上の簡単なアンケートに答えるだけで、おおよその買取金額が分かりますので是非試してみてください。



カーネクスト

あなたのハイエースが、事故や故障で動かす事が難しい場合は、「カーネクスト」に査定依頼をするものオススメです。

カーネクストは、事故車や故障車など、過走行車などの廃車専門の買取り会社で、

普通なら費用を支払って廃車になるような車も、輸出相場などを加味したうえで買取りを行ってくれる会社です。

 

ハイエースのような輸出需要の高い中古車に関しては、費用を払って廃車になるような事はほぼ皆無なので、是非査定してもらってください。

査定依頼は下記のリンクから簡単に可能です。



楽天の中古車一括査定サービス

一社一社に査定依頼をするのが面倒な方にオススメのサービスが「楽天の中古車一括査定サービス」です。

下記リンクの楽天のサイトから、厳選された中古車の買取専門店に一括で査定依頼の申込が可能で、

加盟店の中には、ガリバー、カーセブン、ビッグモーターなどの大手の買取専門店が加盟しているので、安心できる点もポイントです。

 

送信完了後すぐにおおよその査定金額を教えてくれますので、是非車を売る際の参考にしてもらえればと思います。



最後に

いかがでしたでしょうか?実は本ブログの書き出し始めは、「どこの大手の中古車輸出専門業者が高く買い取ってくれるのか?」をテーマに書いていこうと思いましたが、実際に調べてみると、

ハイエースのようなアジア、アフリカ向けの中古車をユーザーから直接買取りを行っているところはなかなか見つけられませんでした。

そしてそのほとんどが業者オークションや同業者からの仕入れという事がわかりました。

 

となると、いちユーザーが出来る事は、輸出業者とつながっている業者を探すか、業者専用オークションに強い買取店を探すかの2択になると思います。

是非本ブログをご参考いただき、あなたのハイエースを高く売却してもらえればと思います。

 

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