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ディーゼルタイプのハイエース

ディーゼル車のハイエースに乗っている方必見!ディーゼルのハイエースをもっとも高く売る方法


ディーゼルのハイエースをもっとも高く売る方法

ハイエースといえばディーゼルエンジン。新車でハイエースを購入するユーザーの半数以上が、ディーゼルエンジンを選択されております。本日はそんなディーゼルエンジンのハイエースを最も高く売る方法について書きたいと思います。

 

ディーゼルエンジンのハイエース

まず、ディーゼルエンジンのハイエースは1979年から発売開始し、ディーゼルエンジンのハイエースがデビュー以降は、エンジンの耐久性、低速からのトルク、そして燃費面などで定評をうけており、ガソリンエンジンよりも多く販売されておりました。

 

その流れは、平成14年のNOX、PM法が施工される前まで続き、その規制前まで発売されていた100系ハイエースも大半がディーゼルエンジンで登録されておりました。

 

その後にデビューした200系のハイエースは、このNOX、PM法の規制をクリアしたディーゼルエンジンで発売を開始し、

 

やはり長距離移動で使用するユーザーなどに定評を受け、引き続き多くのユーザーに支持されております。

 

ディーゼルとガソリン、どちらのハイエースが高く売れるのか?

ディーゼルエンジンとガソリンエンジンのハイエース、どちらのエンジンを積んだハイエースのほうが高く売れるのか?

その答えはディーゼルエンジンのハイエースです。

実際の売却例を見てみましょう。

ディーゼル

17年式 ハイエースバン スーパーGL 118,000km

型式 KDH200V 買取金額 110万円

 

ガソリン

17年式 ハイエースバン スーパーGL 99000km

型式 TRH200V 買取金額 75万円

 

 

ディーゼル

23年式 ハイエースバン スーパーGL 105000km

型式 KDH201V 買取額 143万円

 

ガソリン

24年式 ハイエースバン スーパーGL 99000km

型式 TRH200V 買取額 105万円

 

 

いかがでしょうか?

ガソリンエンジンのハイエースよりディーゼルエンジンのハイエースのほうが30~40万円高く売れていますよね。

なぜディーゼルエンジンのハイエースのほうが高く売れるかと言うと、それはディーゼルエンジンのほうがガソリンエンジンよりも耐久力があり燃料代が安く済むので、海外での需要が高いからです。

 

海外ユーザーはディーゼルエンジンのハイエースを好む

 

ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに比べ構造が単純に作られており、尚且つ、高圧で点火させるディーゼルエンジンは、その圧力に耐えられるように頑丈に作られております。

また、ガソリンエンジンよりも低回転で太いトルクを発揮させて走行することが多いので、結果として燃費も良く、エンジンへの負担も少なく済むので、ガソリンエンジンよりも長持ちするかたちになります。

 

ディーゼルエンジンは燃費、トルク、耐久性に優れている

 

日本では15万kmも走った中古車は廃車として扱われるのが一般的ですが、海外では15万km程度の走行距離の中古車は、まだまだ使用可能な程度の良い中古車です。

特にアジア、アフリカ圏の新興国では、「トヨタ車は壊れない車」として絶大な信頼があり、タクシーやバス、作業車として大活躍しております。

その為、新興国で稼働するハイエースは、50~100万km走った車も珍しくありません。

 

そんな国では30~40万円高くても耐久力のあるディーゼルエンジンを好む傾向があり、日本から海外へ輸出されるハイエースの価格はガソリンエンジンよりもディーゼルエンジンのほうが高く取引されるのです。

 

規制のかかったディーゼルエンジンのハイエースは売れるのか?

平成14年に施工されたディーゼル規制のNOX、PM法。

この規制により100系のディーゼルエンジンのハイエースは、東京、名古屋、大阪近郊の大都市地域では車検が取れなくなり、乗る事が出来なくなってしまいました。

乗れる地域が限定される車で、尚且つ大都市地域で乗れないのではあれば、そんなハイエースは売れないのでは?

 

売れたとしても二束三文なのでは?という声をよく耳にします。

実際にディーラーで下取りしてもらう際や、小さな買取店に売却の為に査定に持って行った際に「このハイエースは規制がかかってますのでので、下取りは安くなります」と言われている方も多数いらっしゃるようです。

 

NOX・PM法により、大都市圏では古いディーゼルのハイエースは登録できない

 

それでは、実際のところはどうなのか?

100系のディーゼルエンジンのハイエースと、ガソリンエンジンの相場を比較してみましょう。

 

平成9年式 ハイエースバン DX 走行距離 109000km

型式 LH103V 2.8リッターディーゼルエンジン 買取額 30万円

 

平成10年式 ハイエースバン DX 走行距離114000km

型式 RZH102V 2リッターガソリンエンジン 買取額 36万円

 

 

平成14年式 ハイエースバン スーパ-GL 走行距離142000km

型式 LH178V 3リッターディーゼルエンジン 買取額52万円

 

平成15年式 ハイエースバン スーパーGL 走行距離151000km

型式 RZH112V 2リッターガソリンエンジン 買取額41万円

 

いかがでしょうか?

ディーゼル規制がかかったハイエースでも、ガソリンエンジンのハイエースの相場とほぼ同じ位の価格で取引されております。

 

ディーゼルエンジンのハイエースを安く売らないための注意点

ディーゼルエンジンのハイエースを必要以上に安く売らない為には、売り先を慎重に選ぶ必要があります。

知識の無い新車ディーラーの営業マンは、この手の車を下取りする際に、古いディーゼル車=売れない=0円です。

つまり廃車です。

 

となってしまいますし、知識がある営業マンでも、こちら側(売る側)が相場に詳しくない場合には値段がつく車でも「これは規制対象の車なので安くなってしまいますね」と買いたたいてきます。

とは言え、輸出で高く売れるならと輸出専門の業者に買い取ってもらうにも、

そもそも輸出専門の業者は店舗が無い会社が多く、外国人だけで運営しているケースがほとんどなので、なかなか接点を持てません。

 

そんな時は、安心できる大手で、ハイエースの輸出事情にも精通している中古車の買取専門店で査定してもらう事をおススメします。

この手のハイエースは買取店でも大きく値段にバラつきが出てしまい、場合によっては査定額が20~50万円もかわる事があるので、一社だけではなく、最低でも3社は査定に回りましょう。

 

複数の買取店に査定してもらうのが面倒な方はこちら

「ガリバー」や「ビックモーター」などの、大手の中古車買取専門店の他にも、日本には多数の中古車買取専門店が存在します。

しかし、一回一回別々のお店に訪問し、30分以上は待つことになるので、それぞれの店舗に足を運ぶのも大変な作業になってしまいますよね?

そんな時は、中古車の一括査定見積りサイトにて、複数の会社にまとめて査定をしてもらうのがオススメです。

 

下記にオススメの中古車一括査定のサイトを数社ご紹介しましたので、そちらも是非試してみてください。

 

楽天の中古車買取査定市場

楽天の運営する「中古車買取査定市場」の特徴は、査定申込みだけで5ポイント、成約で更に1500ポイントもらえる点です。

加盟店もガリバーやビッグモーターなどの大手中古車買取りの専門店を中心に、安心できる会社に査定依頼がまとめて可能です。

下記リンクから簡単の情報を入力するだけで、簡単に査定依頼が可能ですので、是非試してみて下さい。



ユーカーパック

ピンクのカラーとローラの広告でおなじみの「ユーカーパック」。

最近色々なメディアに取り上げられている注目の中古車買取りサービスです。

カープライスと同じように、ユーカーパックの査定サービスも査定は一回のみで、様々な買取専門店に個人情報が流れない仕組みになっているので安心です。



まとめ

いかがでしたでしょうか?

ディーゼルのハイエースは、ご自身が思っているよりも高く売れますので、是非複数社の買取専門店に査定をしてもらい、一番高い値段でハイエースを売却してもらえればと思います。

このサイトの他の記事でも、様々なハイエースの売り方に関しての情報を載せておりますので、是非他の記事もご参照ください。

 

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