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事前に調べて準備しておくこと

売る前に洗車すると査定価格があがるのか?売る前に洗車したほうが良いハイエースと、しなくても良いハイエースの違い


ハイエース売却時の洗車について

はじめに

今日は車を売るときの「洗車」について書きたいと思います。

車を売る前に良く聞かれる質問

 

「車を査定に出す前に洗車したほうがよいか?それとも洗車はしなくてよいか?」

 

これは言い替えると

 

「車を査定してもらう前に洗車をしておくと査定価格が高くなるのか?」

 

という質問になると思います。

当然、洗車しなくても高く売れる、洗車しなくても値段が変わらないなら、わざわざ貴重な休みの日を、洗車の時間につかいたくありませんよね?

今日はハイエースを査定してもらう際に、事前に洗車したほうがよいかについて書きたいと思います。

 

一般的には査定してもらう前に洗車はしたほうが良い

車を売却する際には、一般的には査定前に事前に洗車をしておいたほうが良いと言えます。

たまに「洗車をしないほうが査定の時に傷を見落として高く買ってくれるのでは?」

という方がいますが、買取業者の査定員はそれでご飯を食べているプロフェッショナルであり、汚れ程度のまやかしは彼らには通じません。

 

いざ実車査定となれば、減点対象となるような傷は汚れの下からしっかり見つけますし、逆に汚れ程度で隠れてしまう、見落としてしまうような小さな傷であれば、減点、減額の対象にはなりません。

せっかく評価点の高い評価がつく車でも、洗車を怠ったが為に「汚れているから」「大事にされてなさそうだから」

と査定価格が上がらず、最後の価格交渉のところでどうしても押しが弱くなってしまいます。

 

逆に洗車をしてピカピカな状態で査定してもらえば、「あと3万、あと5万円何とかならないですか?」という最後の価格交渉のところで、買取業者側も

「ここまでキレイな車だからぜひ欲しい!査定価格をあと5万円プラスして買い取っちゃおう!」となる訳です。

 

一般的な乗用車、特に高級車なら査定前の洗車はしておいたほうが良い

 

「洗車をしたから〇〇万円査定価格があがる」

という具体的な話ではありませんが、査定時の最後の価格交渉において「あと3万円。あと5万円」が引き出せる可能性が上がるので、車の売却時は査定前に洗車をしたほうが良いと言えます。

 

ハイエースを査定に出す場合の洗車について

先にも書いたとおり、一般的には車を売却する前、査定をしてもらう前に洗車をしておいたほうが良いのですが、ハイエースの場合については一部例外があります。

それは過走行車、低年式車、そして職人さんなど仕事で使用していたハイエースの洗車についてです。

なぜこの類のハイエースは洗車しなくて良いかと言うと、こちらの例外パターンのハイエースに関しては、洗車してもしなくても全く査定価格に差が出ないからです。

 

先ほど書いたように「あと3万、あと5万」の交渉に車のキレイさが全く関係ないのが、この例外パターンのハイエースになります。

 

過走行なハイエースや、古いハイエースは、洗車しても査定価格に影響が出ない

 

一般的な車はなぜ洗車してから査定に出したほうが良いのか?

一般的な乗用車の場合は中古車として流通する際に、売却ユーザーから買取店を通じ業者オークションへ出品され、それを購入した別の中古車販売店に渡り、日本国内の次のユーザーへ乗り継がれるのが一般的です。

そして日本人は中古とは言え自動車を購入する際に、事故歴の有無はもちろん、傷の有無、車内の汚れ、においなどまで、細かい部分まで確認してから購入をするのが一般的です。

 

それが故に、同じ車、同じ年式、同じ走行距離の中古車があったとしても、その車のキレイ度合いで仕入れてから売れるまでのスピードが全然違います。

 

高年式車、高額車両だと、汚れやキズの有無で次のユーザーに売れるまでのスピードが大きく変わる

 

もちろん、キレイな車のほうがすぐ売れるので、回転率も良く、中古車屋さんとしては30万円程度の安い車でも5万円から、300万円をこえる高額な車両になれば20万円高くても仕入れたい車両になります。

5~20万円高く取引される車だからこそ、キレイな車は一番初めの買取査定時から3~5万円高く買い取っても利益が出る訳です。

 

ハイエースはなぜ例外なのか?

その一方ハイエースに関しては、次の購入するユーザーは半分以上が国外のユーザーとなり日本国外へ輸出されます。

また、国内のユーザーが購入したとしても、その大半が仕事用の車として使用します。

 

日本人と違い海外ユーザーに関しては事故歴など特に大きく気にはせず、「しっかり走れば事故歴の有無ですら関係ない」というスタンスで購入します。また、ハイエースを仕事用で購入する国内のユーザーも、事故歴の有無や傷の有無こそ気になるものの、「どうせ仕事用の車だから汚れるし」とキレイさまでは気にしません。

 

車のキレイさが購入時に関係ないのであれば、当然売るときの値段にもキレイさは影響ありません。

そして売るときの値段に影響が出ないのであれば、買取る時の査定価格にもキレイさは影響が出ないという事になります。

 

古いハイエースは海外へ輸出され、タクシーなどで利用される

 

10年以上経過した古いハイエース、10万km以上走った過走行のハイエース、仕事用の車として使用していたハイエースは、次のユーザーは輸出されて海外で使用されるか、国内で仕事用として使用される為、

以上の理由から売却時の査定前にあえて洗車しても査定価格には意味が無いという事がわかります。

 

逆に新車から3年未満、5万km未満の国内でもまだまだ需要の高いハイエースの場合は一般的な車と同じように国内需要が高く「車のキレイさ」が価格に影響が出るので、査定前に事前に洗車をしておいたほうが無難でしょう。

 

 

あなたのハイエースを適正な価格で適切に買取りしてもらう為に

まだ新しいハイエースの次のユーザーは日本国内で乗用として使用、10万km以上走ったハイエースは海外に輸出され海外のユーザーが使用と、程度、状態により次のユーザーが大きく変わるのがハイエース。

 

古くて10万km以上走っており、確実に海外に輸出されるので洗車は関係無いはずなのに、「洗車されてなくて汚いから」と査定価格を下げられたり、まだまだ新しく、洗車もされておりピカピカな状態のハイエースなのに「どうせ輸出されるからキレイさは関係ない」と、査定価格にプラスαをしてくれなかったら、せっかくここで読んでいただいた内容も意味がありません。

 

そこで、ここではそんな事にならないようにおすすめの買取業者を紹介したいと思います。

1社だけの査定では上記のようなケースが起こるかもしれませんので、最低でも3社程度は査定をしてもったほうが良いと言えます。

 

ハイエースを適正な買取で買取してくれる買取専門店

ガリバー

「ガリバー」は、中古車の買取専門店で、国内の買取専門店の中では最も大きな会社です。

店舗での査定も行っておりますが、アポ無しで店舗に車を持ち込み査定をするよりも、WEBで査定依頼をしたほうが、買取の査定価格が高い傾向があります。

下記のリンクより簡単に査定の依頼が出来ますので、是非試してみてください。

 



 

楽天の中古車買取査定市場

一社一社査定依頼をするのが面倒な方は、楽天の運営する「中古車買取査定市場」を利用するのも手です。

一回の査定申込だけで、加盟している複数の中古車買取専門店から査定価格の提示があります。

加盟店舗の中には、ガリバーなどの大手中古車買取専門店も多数存在しているので安心です。



ユーカーパック

ローラの広告でおなじみの「ユーカーパック」。最近様々なメディアに注目されている中古車買取りのサービスです。

ユーカーパックの査定サービスは、様々な買取専門店に個人情報が流れない仕組みになっているので安心です。

今までにない全く新しい中古車の買取サービスなので、是非下記リンクから詳細を見てみてください。



 

まとめ

いかがでしたでしょうか?ハイエースを売却する前に洗車をすべきか、しなくても良いかについておわかりいただけましたでしょうか?

こちらのブログには、ハイエースを高く売る方法を多数紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください!

 

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