車を売る時に知っておきたい4つの注意点。車の売却までの流れについて
みなさんこんにちは!コイサンです。
本日は車を売却する際の流れや注意点、用意しておくものなど、車を売る時の基礎中の基礎について書いていきたいと思います。
初めて車を売る人はもちろん、何回も車の売却経験のある人にも「えっ!そうだったの?」と驚くような情報を書いていきますので、是非参考にしてみてください!
目次
車を売却する時に、やらなければいけない4つの事。
車を売却するまでには大きく下記の4つのやるべき事があります。
・車の洗車や荷物の整理
・自分の車の売却価格の相場の確認
・査定をしてもらう
・売却価格の交渉
もちろん洗車や、自分の車の相場確認などをしなくても、売却する事は可能かもしれませんが、
あまりにも汚れている車をそのまま査定してもらうのは、担当してくれる営業マンに対して失礼ですね。
そして相場を知っておかなければ、提示された金額が高いのか安いのかもわかりません。
それでは、ここからは車を売る時に4つのやるべき事の具体的な内容を書いていきます。
車の洗車と荷物の整理
1つ目のやるべき事は自分の車の洗車と荷物の整理です。
車を売却する時には、その車がいくらの値段で売れるのかを査定してもらう必要がありますが、車の査定とは、車検証などの書類から確認できる「年式」「車検有効期間」などの文字情報と、車のキズ、汚れ、不具合箇所、事故歴の有無などを総合的に評価した「評価点」で決まります。
そしてこの車の状態により評価される「評価点」が高いか低いかで、同じ車種でも査定金額は数万円から数十万円変わってきます。
この評価点は洗車をしてきれいな状態にしてから車を査定してもらえば上がりますし、荷物を下ろして査定しやすい状態に車を準備しておけば、査定時間の短縮にもつながり、買取してくれる業者さんから好印象をもらえます。
逆に、洗車が全くされていない汚い車や、荷物がたくさん乗っていて細かい部分まで確認できない状態の車の査定は、
査定を担当する営業マンも「洗って汚れを落としたら見えなかったキズがあるのでは?」
「荷物を下ろしてしっかり見たら、修理した跡や見えなかった欠陥が出てくるのでは?」
と、予防線を張ってしまい、査定価格に大きな影響を与える「評価点」がおのずと低くなってしまいます。
そして、その結果高い価格では買い取ってくれない事になります。
自分の査定金額を上げるのと同時に、担当してくれる方へのマナーと査定時間短縮の為にも、
簡単で良いので洗車と荷物の整理はしておいたほうが無難と言えます。
尚、一点だけ注意点ですが、いくらキレイにしたほうが評価点が上がるとは言え、キズやへこみまで修理する必要はありません。
お金をかけて直せばその分損になりますし、お金をかけたくないからと、ホームセンターなどで購入した修理用品での素人修理では、逆にマイナス査定になる事があるからです。
自分の車の売却価格の相場の確認
これは意外とやらない方が多いですが、声を大にして言います。
自分の車の売却価格の相場確認は絶対にやっておいたほうが良いです。
自分の車の売却価格の相場を知る事により、実際にディーラーや買取店の営業マンから提示される査定価格が高いのか安いのかの目安がわかるようになります。
逆にこれを知っておかないと、少し性格の悪い買取業者の営業に当たってしまったら
「本当は100万円の査定額だけど、とりあえず50万円と伝えてみよう」とか「車の相場を知らないから安い値段で下取りしてもわからないな」などと足元を見られてしまいます。
また、買取店などに査定をお願いする際には、必ず「売却価格はいくらが希望ですか?」と聞かれるので、「その時に〇〇万円です」と言えるか言えないかで、話の進み方が全然変わってきます。
「そうは言ってもどうやって自分の車の相場を調べるの?」と言われそうですが、車の相場の調べ方は以外と簡単です。
まず1つ目の調べ方は、カーセンサーやGOONETなどの車の情報サイトを使い、
自分の車と同じような車がいくら位で売られているかを確認します。
車名→グレード→年式(前後1~2年)→走行距離(前後1~2万km)まで絞って検索をすれば、複数台の自分の車と似たような車が出てくるはずです。
例えばそれらの車がどれも80~100万円程度で売られていたとしたら、
そこから販売店の利益を10~20万円程度引いた70~90万円程度が買取査定価格の相場と見て良いでしょう。
自分で調べるのが面倒という方は、もう一つの調べ方がオススメです。
それはインターネットで車の情報を入れてメールで回答をもらう方法です。
自分の車の走行距離を覚えておき、手元に車検証を用意すれば、下記サイトから簡単に、しかも即座に自分の車の相場について無料で回答がもらえます。
自分の車の売却価格の相場を簡単に教えてくれるサービス
ズバット車買取比較
ズバット車買取比較は、最大8社の大手の中古車買取専門店が、あなたの車の買取り価格を教えてくれるサービスです。
下記リンクから自分の愛車の価格を知る事が出来ますので、是非試してみてください。
ガリバー
「複数の会社に見てもらうのはちょっと」「色々な会社からメールが来るのは嫌だ」
という方は、ガリバーだけでも試しておいてください。
簡単な車の情報を入力するだけで、すぐメールでおおよその買取価格の相場を教えてくれます。
査定をしてもらう
車の準備が終わり、自分の愛車の買取り査定価格の相場がわかったら、次はいよいよ実際に車を査定してもらう番です。
と言っても実際に査定をするのは買取業者であり、あなたは車のカギを渡すだけで問題無く、特に何か査定の手伝いをする必要はありません。
もし、あなたの車の駐車場が地下の車庫などで、暗くて査定が出来ない状況だったりしたら、
明るいところに車を移動して見やすいようにしてあげる位でOKです。
尚、査定の際に「車検証」が必ず必要になるので、もし自宅などで保管をしているようなら、車検証の用意も忘れずにしておきましょう。
売却価格の交渉
それでは最後に、車の売却時に一番重要な売却価格の交渉について書いていきます。
「え?車の売却価格って、車の査定が終わったら買い取ってくれる価格を買取業者が教えてくれるんじゃないの?」
と言われそうですが、実際は違います。
買取業者の営業マンが査定が終った後にすぐ「この車の買取価格は〇〇万円ですね」と教えてくれる事はほとんどありません。
査定が終わった後に買取業者の営業マンが言う言葉は「この車、いくらなら売っていただけますか?」です。
まず、根本的に買取業者は1円でも安く買取りたいと思っております。
ですので、仮にあなたの車の相場が100万円だったとしても、あなたが「50万円なら売っても良いよ」と伝えてしまったら、50万円で買取りされてしまうのです。
「いやいや〇〇さん、この車の相場は100万円なので、100万円で買い取ってあげますよ」なんて言ってくれる優しい買取業者はいないと思ってください。
では、実際にどうしたら良いのか?どのように自分の希望を伝えればよいのか?ですが、ここで生きてくるのが先に書きました「自分の車の売却価格の相場を確認しておく」という事です。
自分の車の相場を知っておく事で、必要以上に安く買取りされる事は無くなります。
自分の車の相場が100万円位だとわかっていれば、「いくらなら売っていただけますか?」と聞かれた際に、それより少し上の「120万円くらいなら売っても良いよ」と伝えれば良いでしょう。
そうすると買取業者の営業マンから「120万円はちょっと厳しいですね」と言われるかもしれませんが、そうしたら逆にこちらから「ではいくらなら買い取れるの?」と聞けば良いのです。
このやり取りまで持ち込めれば交渉の主導権はこちらになりますので、交渉は優位に運んでいきます。
事前に調べた自分の車の買取価格の相場以上で売却価格の交渉が着地するならそこで売れば良いと思いますし、もし思いのほか値段が付かないなら、「他社で調べたら100万円位で買取り出来るとい言われているのでそっちに聞いてから返事します」と伝えて、別の業者を当たってみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、車を売る時に知っておきたい4つの注意点と、その流れについて書かせていただきましたが参考になりましたでしょうか?
簡単にまとめると、、、
「車をキレイにする」→「相場を調べる」→「査定してもらう」→「相場より高く希望金額を伝える」→「相場以上なら売り、相場以下なら他社で査定」
という流れで売却の手続きを進めれば、必要以上に安く車を手放す心配は無くなります。
是非参考にしてみてください。
尚、このサイトの他のページにも、車を高く売る方法や注意点などが書いてありますので是非そちらも参考にしてください。
また、ページの中盤の「ズバット車買取比較」以外にも、本サイトの最下部に様々な買取業者の査定サイトのリンクがありますので、是非そちらも試してみてください。
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